読書の秋にオススメ「はなはなみんみ物語」

こんにちは、皐月うしこです。

私がファンタジー小説にハマった原点である作品を紹介してみたいと思います。

わたりむつこ(著)の

》》『はなはなみんみ物語

この小説は私が小学生の頃、図書の時間に「図書室に置いてある本で一番分厚い本」を読んでみたいと思い、手に取ったのがこの物語との出会いです。

分厚い本と言っても大丈夫です。小学生が読めるくらいなので、文章は読みやすく、内容もむずかしくありません。
読書が苦手な人でもすぐに、世界観に溶け込めると思います。

地上でもっとも賢く力のある種族といわれていた小人族。
主人公はその小人族である「はなはな」「みんみ」という双子の男の子と女の子。
お父さん、お母さん、おじいさんの五人で住んでいます。
過去の大戦争で今ではほとんどいなくなった小人族を探して、家族たちは旅に出ます。

ただのほんわかファンタジーかと思いきや、色々考えさせてくれる奥深さのある本です。
本質は人間の愚かさや、戦争の怖さなどを教えてくれるので、読書の秋にぜひおすすめしたい。

今も図書室にあるんですかね?

本屋さんではなかなか見つけられないので、購入が難しい方は、街の図書館とかで探してみるといいかもしれません。

全三部作で構成される「はなはなみんみ物語」

はなはなみんみ物語

第二部は「ゆらぎの詩の物語」
小人大戦争の生き残りである別の小人に出会ったはなはなたちは、小人の国に戻ってやり直そうとします。たえまなく動く大地。小人たちは海底にひそむゆらぎの謎に勇敢に挑む。

ゆらぎの詩の物語

第三部は「よみがえる魔法の物語」
小人大戦争で焦土と化した小人の国には、いのちの幕に守られた小人たちが6人住んでいました。少しずつ縮んでいく幕の中で外からの助けを待つかれらに、みんみは話しかけます。

よみがえる魔法の物語

何年かぶりに読んでみたくなる。
記憶に残る、そんな物語です。