逆ハーレムは登場人物が多いのが難点

逆ハーレムはその名の通り、ハーレムの逆。
ハーレムは男が1に対して女の子が複数人登場する構成のものを指しますが、その逆なので、女の子1に対して、男を複数人登場させる構成のものを言います。

色んなジャンルの人たちに囲まれる状況。

イケメン・美形ジャンルはもちろんですが、クセのある人物もよく登場します。
というか、恋愛小説であれば基本は男性1に対して女性1で登場人物も少なく、どちらかといえば心理描写にフォーカスがあてられるのでしょう。それが複数展開されるわけですから、忙しい。笑

主人公の女の子が、たくさんの異性から言い寄られる感じが王道ですね。
この間も言いましたが、私は最終的に誰かと結ばれるとか離れ離れになる状況になってしまうのがもどかしく思うタイプです。

だって、チヤホヤ期間は永遠に続いてほしいと思いませんか?
小説なんですから、夢物語を読みたいと思うのです。

だから書き始めたのですが、逆ハーレムということは登場人物がたくさん必要。
そしてキャラクターもバリエーションの多い設定が必要。
つまりは、作品数を増やせば増やすほど生み出せるキャラクターがかぶりやすくなります。

キャラクターは自分の現身(うつしみ)。

私自身の性格や内面の自分などが独立してキャラクター化する方が多いのですが、それにもやはり限界があります。
その時は、やはり人物観察に限りますね。笑

身近な人たちを観察してみるのもありですし、家族、クラスメイト、友人、知人、バイト先の人、よく来るお客さんなど人と触れ合うことで違う考え方や価値観をまとめていくと、生み出せる人物に幅とバリエーションが出ると思います。

他人を理解することは難しいですが、解読や分析をしてみるのもひとつの方法ですね。
苦手な方は、動物などの性格なども参考にしてみると面白いかと思います。
表現方法は他の小説を読んだり、作品に触れたり、自分の気持ちを文章で表したりすることで鍛えていく感じでしょうか。
口癖や仕草など、通学、通勤の合間や休憩の隙間などに少し観察する時間を取り入れてみるだけでキャラが生まれる場合もありますし、反対に自分の新しい一面に気づくとそこが特化されたキャラが出てくる場合もあります。

逆ハーレムは女性よりも男性キャラの方がたくさん出るので、男心も勉強しないといけないんだなとつくづく感じます。
絵を描く人は景色や世界が他の人とは違って見えるそうです。
より細かいところまで見えるのでしょう。

きっと、いいところは最大限に美しく、悪いところは気に病むほど醜く見えるものなのかもしれません。
観察はよくも悪くも色々なものを吸収してしまうので、影響を受ける線引きも大事そうですね。

私ももっと素敵なキャラクター、思わずチヤホヤされたくなるイケメン男子たちを生み出せるように沢山の世界に触れていきたいと思います。