この世界の片隅に

こんにちは、皐月うしこです。
会社の同僚に進められて、観てみました。

クラウドファンディングといって、ざっくり説明すると、その作品にいいなと思った人たちがインターネット上でお金や人手の協力をして依頼者の希望のカタチを実現させるものなのですが、「この世界の片隅に」もそうしたクラウドファンディングで出来た映画です。

沢山の人たちが協力して出来上がった作品なだけに、とても温かみのある作品だと思いました。

名前くらい聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、このお話は戦争の時代を生き抜いた一人の女性の半生を描いたものです。
号泣するから休みの日に見た方がいいといわれ、早速週末にDVDを借りてみてみたのですが、残念ながら私は号泣しませんでした。

ただ、胸にぐっと考えさせられるものは生まれました。

なくしたものの大きさは地図の上や教科書の中、本の中だけではわからないものです。
医療は戦争によって発展するといわれますが、私のような一般市民にとって戦争は失うことのほうが圧倒的に多いはずです。

今まで見た戦争映画ものは、原爆、死、冷遇、批判、国のために生きるなど、どこか恐怖と苦悩をメインに描かれる作品が多かったので、個人的にはあまり得意なジャンルではないのですが「この世界の片隅に」は、「ああ、こういう風に生きてきた人たちもいたんだろうな」と違った戦争時代の一面を見ることが出来ました。
最初は理解するのに少し戸惑いましたが、それでも観ていくうちに心の中に何かが生まれていきます。

考えて、乗り越えて、生き抜く。

今の時代にはどこか欠落した部分でしょうか。平和って幸せなはずなのに、平和であることに慣れるって怖いですね。
便利な時代になりましたが、それでも戦争があったこの時代からまだ100年もたっていないんですよ。
色々と考えさせられます。また、観終わった後の方がじわじわくるなと思いました。

「この世界の片隅に」

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戦争の怖さをまた違った視点で伝えてくれるいい映画です。
支えてくれる人、自分を愛してくれる人がいる限り、腐らずに自分らしく生き続けたいと思える作品です。
よろしければ、一度鑑賞してみてください。