感動の実話「ミュージック・オブ・ハート」

「マンマ・ミーヤ」「プラダを着た悪魔」でも有名なメリル・ストリープ主演のノンフィクション映画。

》》ミュージック・オブ・ハート

旦那の浮気により、子供二人をつれて実家に戻ってきたメリル・ストリープ演じるロベルタは、ヴァイオリンに情熱をもやす女性。結婚を機に、愛する旦那主体の生活を送っていましたが、今は過去の話。実家に戻ってきたときに知り合った旧友ブライアンから、ニューヨークのハーレムにある小学校で、臨時講師として働くことを打診されます。
そして様々な家庭環境や偏見、集中力のない子供たちと悪戦苦闘しながらもロベルタは演奏会をひらき、大成功をおさめました。
それから10年間、市の予算の都合によりロベルタは解雇勧告され、ヴァイオリンのクラスが閉鎖されることになります。
それに断固として戦う姿勢をみせたロベルタに、有名なヴァイオリニストやニューヨークタイム紙が協力。
チャリティーコンサートをしてクラスを存続させるために様々な人の協力と、紆余曲折ありながらも、ついにはカーネギー・ホールでのコンサートを成功させるのです。

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ミュージック・オブ・ハート

1999年公開なので、今からもう18年も前になる古い映画なのですが、バイオリンの美しい音色やアメリカらしい風景は年代を感じさせない雰囲気があるので、違和感を感じることなく見れる映画だと思います。
クラシックは演奏される背景などを知ると、より深みを増して聞こえてくる不思議があります。
ああ、やっぱり音楽って素晴らしい。

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ミュージック・オブ・ハート

ところでカーネギー・ホールって?

1891年今からなんと126年前に建てられたコンサートホールです。
チャイコフスキーという作曲家の名前を聞いたことがあるでしょうか?
彼が1891年のカーネギーホールでのこけら落とし公演をしたことでも有名です。音楽の殿堂としても名高いカーネギー・ホールの座席数は2800席ほど。
ニューヨークを代表するコンサートホールだそうで、音響が素晴らしいことから、評価の高いホールとなっています。
当時のニューヨークでは最大のホールだったこともあり、演奏家たちにとってそのステージに立つことが夢だったそう。今では新進の音楽家たちのデビュー公演などで利用されるホールだそうです。