ブラスタ考察「ブラックカード」

2019-10-14

ブラックスター最大の謎であり、意味不明の代物。

ブラックカード

ヒロインの家のポストにある日突然入っていたものであり、詳細不明のただのカード。真っ黒で何も描かれていないっぽいそのカードをきっかけに、ヒロインはスターレスへと通うことになった。

この、誰もが聞いたことがある何の変哲も特異な情報もないカードって言うのが、してやられた感がする。

しない?

まだタロットとかトランプとか護符とか、そういう何か要素が含まれていそうな言葉だったら調べようもあったし、妄想のしがいもあったのだけど「ブラックカード」ってざっくりすぎて、もう本当お手上げ。
もちろん調べなかったわけではないし、何か関連付けて妄想するのも楽しいから何かないかな~ってくらいに気楽に構えているのだけど、まあ少し妄想心をくすぐりそうな案件を見つけたから共有してみる。

ブラックカードとは

そもそもブラックカードとは何ぞや。
ブラスタに登場するカードの位置づけをおさらいしてみようと思う

ブラスタ内での位置づけ

解放条件のないオープニングでそのカードは登場する。
序盤に登場するからには、それが今後のストーリーに大きく影響することはわかっている。そう、わかってる。でも情報がなさすぎて、もう・・・・おあずけ状態

大体、持っているだけで「狙われの身」になるブラックカードなんて物騒なもの。早く捨てればいいのに(こら)

差出人不明

ヒロイン宅のポストに入っていた黒いカードと旧スターレスのチラシが入っていた黒い封筒に、差出人の名前はない。当初、私はケイ様が差出人だとばかり思っていた。
ヒロインちゃんを守るカード?
何か暗号やヒントを示すカード?
色々考えていたのだけど、その妄想はあっけなく最初のイベントで打ち砕かれる。

「いつかそれが君に届くのは知っていた。だから俺が君を守りにきた。それだけのことだ。今はまだ理由を知らないでいてほしい。ずっと、知らないでいてほしかった。あのようなものなど、届かねばよかったのだ。たとえ君と出会えないのだとしても」

ケイ様が言っていた台詞なんだけど、ケイ様が差出人ではないってことはよくわかった。

届くのは知っていた。
「いつか」と言いながら、その「いつか」がほぼドンピシャのあたりが怖い。
だけど、それはおおよそ察しがついているのだよ、ワトソンくん。

動き出したカード

ブラックカードを示す言葉の中で、一番気になるワード。
それが「動き出した」というところ。
考えられる要素としては

1:長い間、一定の場所から動かなかった(動けなかった)
2:誰かが所持していたが、持ち主が不在になった
3:ずっと秘密裏に守られていたが、その効力がなくなった
4:ブラックカードは隠語で、本来の物体は別のものを指す

まあ、こんな感じかしら。

日本に来たケイ様が「そして、ブラックカードが動き出したのであればもう後には引けない」と謎の電話相手に向かって言っている。この電話相手は、のちに運営君に転送される電話の相手(英語で喋るあたり外国人)だろうと思われる。

そして、謎の関西弁が羽瀬山に「おっちゃん。ブラックカードを手に入れたんやってなぁ」と言っている。

関西弁のいうことをベースに考えるなら。
ブラックカード=ヒロインちゃん。

でも、ケイ様のいう言葉をベースに考えるなら
ブラックカード=ヒロインちゃんではない。

半年前。鷹見の父がなくなり、ネコメたちが失踪しているあたり、「ブラックカードが動き出したのは半年前」で間違いないだろう。それを知ったケイ様は急いで日本へと帰ってきた。ヒロインを守るために・・・・かっけぇな

謎が謎を呼ぶカード

リニューアルオープンをするぞ!という志の途中で行方不明になった前オーナー「イワミコウイチ」氏から、羽瀬山はスターレスを買い取っていて、しかもキャストを一新させる予定だったがケイ様に反対された。
それはつまり、今のキャストじゃないとダメな理由がある。
まあ、ケイ様はその理由もきっと今は教えてくれない。

「君の安全は現在のところ保証されている。だが、油断は禁物だ」

と、微笑んでいってくれたのに、その実、羽瀬山は「嬢ちゃんの人気すげぇのよ」と裏取引、闇市でのヒロインちゃんの存在価値を匂わせている。

ブラックカード=ヒロインちゃん

ではないけれど、これは「ブラックカード」はヒロインちゃんじゃないと「発動」しないものなのだと仮定できる。
そして、それは「スターレス」じゃないと意味がない。

個人的な妄想で美味しいのは、「生贄」「儀式」「契約」なんていうほの暗い要素なのだけど。

上記の情報をざっくりまとめてみると。

対抗する勢力は最低でも二つ以上存在し、そのすべてがブラックカードを手に入れることを最優先に考えているということ。誰もがブラックカード単体で手に入れることは考えておらず、ヒロインとセットで望んでいるということ。(しかも大金を出してでも欲しがっている)
半年前に動き出したカードなのであれば、鷹見の父は病死ではなくブラックカードを奪われ殺されたのかもしれない。
それか、ブラックカード自体に殺されたのかもしれない。(寿命を削るカードてきな)

鷹見の父は、三樹夫妻に恩がある。

三樹夫妻が鷹見の父に十五年前にカードを預けていたりするのかしら。
それとも三樹夫妻がカードを守っていた。だけど、何かに嗅ぎつかれて手放さざるを得なかった?

んー。まだちょっと要素が足りないな。
仮説には限界があるから、妄想力でそこは好きに楽しむことにしようと思う。

ちょっと考察

とにもかくにも、だらだらここまで語ってきたのだけど。
(ここまで読んでくれた人、ありがとう。)

現実的に考えてブラックカードっていう単語を初見で聞いたとき、絶対みんなクレジットカードを連想したと思うんだよね。私は、そうだった。
だけどさ、悲しき夢女子妄想は「いやいや、そんな。現実味のあるクレジットカードの意味のまんまなわけないじゃん」という夢起動修正の能力を持っているがゆえに、そこの情報はスルーしがち。私もそうだった(二回目)

だけど、原点回帰してみたわけ。
クレジットカードだって絶対出来た経緯があるはずだって、もしかしたらそれが何かヒントになるかもしれないじゃない?

んじゃ、ちょっとね。面白いことを発見したわけよ。

クレカの歴史

クレジットカードはもはや日常に欠かせない定番アイテム。ブラスタのチップを購入するショップでも、ビギナー、シルバー、ゴールド、プラチナって具合にクレジットカードばりにレベルがあがっていく。
もちろん、ブラックカードも売られている。笑

では、その誕生の歴史を調べてみるとこういう記載があったわけ。

「クレジットカード」の語自体は、1887年にアメリカ合衆国の著作家エドワード・ベラミーが、2000年(100余年後)を舞台にしたユートピア小説、『顧みれば(英語版)』で用いたのが最初とされている。

Wikipedia

あー。うん、もうさ。私の考察好きな人はピンとくるよね。
あ、いま「うしこスイッチ」入ったなって

小説『顧みれば』

エドワード・ベラミーが書いた「顧みれば」
これは実は超絶有名な小説で、アンクル・トムの小屋、ベン・ハーと並ぶ当時の3大ベストセラーのひとつ。
この小説の中で、エドワードベラミーはクレジットカードの存在を記載していて、それがのちのクレジットカードの語源になり、実用化されるきっかけとなった。

歴史に影響を与えた面では、とても貴重な小説。

ぁあああ、三樹夫妻が好きそう!!!!

内容的には難しそうなので私はきっと読まない。というか、読めない小説なんだろうけど、ざっくり内容だけさらってみた。

まあ、ざっくりいうと。

上流階級に生まれた紳士(年齢は若い)
彼は日夜、騒音に悩まされて不眠症になっていた。
そこでかかりつけの医師に催眠術をかけてもらい、黒人の召使以外誰も知らない地下室で眠りにつく。
ところが、その夜。彼の邸宅は火災がおこり、唯一地下室の存在を知っていた黒人の召使は焼死、彼も行方不明として世間から消えた。
そして眠ること、113年。
実はずっと地下室で眠り続けていた紳士。目が覚めたとき、そこは別世界だった。

ブラスタに置き換える

はぁ・・・・なんか、もう胸がいっぱい。
妄想の種をありがとう。

上流階級に生まれたのはケイ様?
ずっと眠っていたが十五年前、ヒロインが何かしらの力で目覚めさせ、同時にブラックカードというものをこの世に呼び覚ましたのかもしれない。

いや、これだとだいぶファンタジーだし、ケイ様はドラキュラのごとく永遠に年をとらないようなニュアンスがでちゃう(個人的には吸血鬼設定大好き)

上流階級に生まれたのはヒロイン?
そうかもしれない。

ヒロインの出自も日常生活も謎に包まれていて、唯一わかっているのはフルネームだけ。
目覚めてはいけない存在だったヒロイン。
それともなんだ・・・・ケイ様とヒロインは二人そろって眠っていたのかもしれない。

それが何かをきっかけ・・・たとえば、鷹見の父とか三樹夫妻とかが発見?とかしちゃったりして、目覚めさせたとか?

火災事故に遭い、ずっと昏睡状態だったのかもしれない。
記憶は失われ、現代で目覚めたブラックカードとヒロイン。
スターレスはかつての家?
現代と過去をつなぐタイムマシンの時空のひずみでもあるのか??

ま、結局なんだ。

ぶっちゃけ、わからん!!!!!笑

ここまできて、なにもわからん!!

ひとつだけ言えるのは、どんな妄想にたどり着いても、ブラスタは美味しい!!!!!

ブラスタ最高ぅうぅうぅ

「黒く塗りつぶせ!」っていう合言葉は、私の心を盲目にさせるって意味だったのね!ってくらいに、もうずぶずぶ沼にはまってる。まだブラスタを知らないって人は、ぜひプレイして!!

最後に、ここまで読んでくれてありがとう!!!一緒に妄想膨らませて、ブラックスターを楽しもう

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