生命師

2017-09-21


所詮”モノ”、大事な”モノ”。
モノに魂を吹き込むことのできる生命師と彼らによって魂を与えられたハーティエストが贈る優しい愛の物語。
(洋風ファンタジー/魔法/王女/王子/秘宝)
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小説

  • (せいめいし)
  • ステージ:連載中
  • カテゴリー:長編小説(夢小説対応)
  • ジャンル:洋風ファンタジー
  • 対象年齢:全年齢
  • タグ:逆ハーレム/美形/魔法/王女/王子/秘宝
STORY
歴史上抹殺された金色の王家レオノールの滅亡には重大な秘密が隠されていた。所詮”モノ”、大事な”モノ”。モノに魂を吹き込むことのできる生命師と彼らによって魂を与えられたハーティエスト。鍵を握るプレイズを探すため、生き残った王女は仲間と共に旅に出る。けれど、世界最大のライト帝国を舞台に、生きる”モノ”たちとの運命はすでに廻り始めていた。

世界観

Hearter:生命師

左手の甲に紋章を所持し、モノに命を吹き込むことの出来る特異な人々。
命が宿ったモノに対して、人間とモノが通じ合う命の糸をつなぐ能力をもっている。マリオット戦争で大多数が死に絶え、現存する生命師はわずか九人になってしまったと言われている。
》》 九人の生命師

Heartiest:ハーティエスト

生命師によって命を吹き込まれた「モノ」の総称。感覚というものが存在しないので、眠ることも食べることも出来ない。体が朽ち果てれば死は訪れるが、半永久的に生き続けることのできる存在でもある。身体の何処かに、自身に魂を吹き込んだ生命師の紋章を所有している。
》》 登場するハーティエスト

各王国紹介

Leonor:レオノール王国 生命師発祥の地とされ、金色の王家と呼ばれた金髪金眼の王族が統治していた今は亡き王国。その首都レオンは、かつて生命師の聖地とされハーティエストたちの楽園でもあった。今では、その文献や歴史は残っておらず、口にすることも禁じられた幻の王国。
》》 レオノール王国の人々
Light:ライト帝国 多種族、多民族、多宗教が集まる世界最大の帝国で、ハーティエストの人権が確保されている平和な国。大きなビガ大陸の3分の1を占める広大な敷地を所有し、世界人口の半分が住んでいると言われている。生命師とハーティエストも多く暮らし、王都は世界で一番安全な都市として浸透している。
》》 ライト帝国の人々
Venaheym:ヴェナハイム王国 レーヴェ大陸”全て”を治める国。かつてはレオノール王国と大陸を二分していたが、今では支配下におき、弾圧を繰り返している。ブルスフィアという青い宝石の産出国で、ハーティエストの人権は完全否定されている。ハーティエストは武器であり、武力として消費する。絶対君主制の超軍事国家。。
》》 ヴェナハイム王国の人々
Babyloy:バビロイ公国 反ハーティエストを掲げる”純”人間の独立国家。生命師の存在を批判し、絶対神バイパラを崇める宗教国家でもある。司教と公の共同政治で、隣国のライト帝国との論争が、近年激化しつつある。
》》 バビロイ公国の人々
Plumeria:プロメリア王国 ライト帝国から大きな砂漠をこえた場所にある国。貧富の差が激しく、世界一のテーマパークと名高い「プロリアズランド」や美食の町「ペコ」などの観光地以外の治安は最悪。無法地帯も多いことから、犯罪の宝庫として名高い。
》》 プロメリア王国の人々
Mercator:メルカトル王国 モーナ村に隣接した不思議な国で、ハーティエストではなく機械で繁栄をなした大国。全体的に貧しいが、職人が多く活気にあふれた町が特徴で、温泉も湧き出ていることから療養の地としても名高い。人当りの良い国で、空をとぶ「スカイシップ」が交通手段として定着しつつある。
》》 メルカトル王国の人々

登場人物

主人公

《主人公:名前変換可能》
◆ ナタリー・ロベルタ(別名:ナターシャ・アン・レオノール)

ライト帝国の田舎、モーナ村で暮らしていた最年少生命師。生まれつき金色の髪と目を誤魔化すため、外出時は「色膜(しきまく)」と呼ばれるコンタクトレンズのようなものを目に装着し、髪は茶髪に見えるように染めている。好奇心旺盛で素直な性格だが、物事を深く考えずに突っ走ってしまうときがある。実はレオノール王国の正統王位継承者であり、第一王女。
◆ ギムル
見た目は愛くるしい姿をした白いうさぎのぬいぐるみ。垂れた耳とつぶらな赤い瞳が庇護欲をそそるが、中身はおじさんというより、エロ親父に近く、声もダミ声のため全然可愛くはない。だが、その全てを許せるほどの容姿をしている。「可愛い」というと猛烈に嫌がる。

その他

Claver:クレイヴァー 「モノは物らしく」をモットーに、反ハーティエストを掲げる組織。日夜、ハーティエスト狩りを行っており、ことあれば生命師も事故に見せかけて殺そうとしている野蛮な集団。
》》 クレイヴァーの人々
Plays:プレイズ 小さな球体だと言われている代物で、ハーティエストを意のままに操ることが出来るとされている。かつてレオノール王国王家の証とされていたらしいが、その在処も実物も不明な上、それを見たものがいないため伝説上の物体だと思われている。
Mariotte:マリオット戦争 レオノール王国が滅亡するきっかけとなった世界最大の戦争。十五年前に終結したが、多くの生命師とハーティエストを失った。記憶に新しい負の遺産。
Taboo:フォスターの法則 生命師界における禁術。本来、生命師は、『人間と深い絆でつながっている「モノ」にしか魂を宿すことが出来ない』とされていたが、強制的に『どんな「モノ」にも魂を植える』方法を発見し成功した。この法則によってハーティエストとなったモノは、心が不安定で暴虐化する。

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