完結が迫ると感慨深くなります
うしこ「ああ、感慨深いです。」
もぉ「いきなり何もぉ?」
うしこ「愛欲の施設がもうすぐ完結かと思うと、なんだかこう胸がぎゅっとなっちゃって。」
もぉ「ようやく帰って来たもぉ。」
うしこ「本当に。ようやく家族全員が大集合です。」
もぉ「大集合は、いいもぉ。多い方が楽しいもぉ。」
うしこ「楽しいかどうかは紙一重ですが、確実に体の負担が増えることだけは確かです。」
もぉ「体の負担が増えるもぉ?」
うしこ「今では遠慮がなくなった彼らのせいで、一日一人とかじゃないんですけど、単純計算で一日一人だとしても一週間日替わりで相手をしなければならなくなります。」
もぉ「日替わり弁当見たいもぉ。」
うしこ「こっちも美味しい思い出来たらいいんですけどね。」
もぉ「出来ないもぉ?」
うしこ「んー。確かにお腹いっぱいくれますが、どちらかと言えば美味しくいただかれてますよ。」
もぉ「もぉは食べる方が好きもぉ。」
うしこ「あら。意外と攻めですか?」
もぉ「意外もぉ?」
うしこ「もぉには関係なかったですね。」
もぉ「意味がわからないもぉ。」
うしこ「お子さまはわからなくても大丈夫です。」
もぉ「もぉは子どもじゃないもぉ。」
うしこ「はいはい。まぁ、でも一週間日替わりって大変ですね。一日おきに二人ずつだったとしても大変です。体力温存の仕方をぜひ考えて上手に過ごしてもらわないと。」
もぉ「誰に言ってるもぉ?」
うしこ「愛欲の施設を読んでくださっている方に向けて?」
もぉ「もぉ。」
うしこ「七人全員と公平に過ごそうと思ったら体ひとつじゃ足りないと思うので心配です。」
もぉ「健康は気をつけるもぉ。」
うしこ「健康第一ですからね!」
もぉ「それか一人だけ選ぶもぉ。」
うしこ「選べません。」
もぉ「即答もぉ。」
うしこ「選べないことで、うまく均衡が保てているのに、誰かを贔屓したらあとが大変です。」
もぉ「あともぉ?」
うしこ「想像するだけで恐ろしいですね。」
もぉ「怖いもぉ?」
うしこ「怖くはないですが、それこそ体ひとつじゃ足りないですよ。きっと。」
もぉ「隠された秘密もいっぱいありそうだもぉ。」
うしこ「少しずつ謎が明かされてきていますしね。」
もぉ「もうすぐ終わるもぉ。」
うしこ「ね。ほら、感慨深いでしょ?」
もぉ「もぉ。早く更新するもぉ!」