たまには違う作品のことも考えます
もぉ「寒いもぉ。」
うしこ「ね。雨が降って一気に冷え込みましたね。いま更新中の愛欲の施設のシチュエーションにピッタリです。」
もぉ「また都合のいい方向に考えてるもぉ。」
うしこ「いやいや、そう考えると楽しいじゃないですか。」
もぉ「楽しいもぉ?」
うしこ「自分で書いておいてなんですが、書いた物語に似ている天候とか風景とかに遭遇すると興奮するんですよ。」
もぉ「変態もぉ。」
うしこ「まぁ。一人でニヤニヤしているので、はたからみたらそう見えないこともないでしょう。」
もぉ「そう見えるもぉ。”見えない”なんてことは幻想もぉ。」
うしこ「いいんですよ、自己満足でも。嵐の前の風が強い日とか、曇りのない寒い冬の満月とか、そういう時は心の中で妄想タイムですよ。」
もぉ「あぶない人もぉ。」
うしこ「誰にも迷惑かけてないからいいんです。」
もぉ「そうであってほしいもぉ。」
うしこ「ところで、もぉはそんなところで何をしてるんですか?」
もぉ「次のうしこさまの準備もぉ。」
うしこ「私の準備?」
もぉ「頭の中だけに花を咲かせてないで、ちゃんと物語を進ませることも、もぉの役目だもぉ。」
うしこ「え、そうでしたっけ?」
もぉ「そういうことにしておくもぉ。」
うしこ「で、私の準備って何をしてくれてるんですか?」
もぉ「もうすぐ愛欲の施設が完結するもぉ。それの次は操花の花嫁を更新するって言ってたもぉ。」
うしこ「あぁ、はい。言いましたね、そんなこと。」
もぉ「うしこさまがそういう態度だから、もぉがこうして準備してるもぉ!どうせ、うしこさまの事だから、完結したらゆっくりしようと思ってたもぉ。」
うしこ「すごい。なんでわかったんですか?」
もぉ「さすがにわかるもぉ。でも、もぉはそれを阻止するもぉ。」
うしこ「えー。」
もぉ「えーじゃないもぉ。頭の中を和のモードに切り替えるもぉ。」
うしこ「和ですか?」
もぉ「和もぉ。」
うしこ「和はいいですよね。情緒があって、どこか深みがあって好きですよ。」
もぉ「花魁とか綺麗だもぉ。」
うしこ「自分ひとつで頂点に立つんですから、そりゃ綺麗でしょうよ。」
もぉ「うしこさまとは雲泥の差だもぉ。」
うしこ「うるさいな。でも、すごいですよね。自分の容姿を磨くだけでなく、話術、器量、床術、根性など全部持ってないとダメなんでしょうね。私の場合はまず容姿からして圏外です。団子でも売ってたんじゃないでしょうかね。」
もぉ「団子はいいもぉ!もぉも団子食べたいもぉ!」
うしこ「誰も食べるなんて言ってません。」
もぉ「もぉはあんこが乗ってる方がいいもぉ。」
うしこ「私はつぶあん派なので、それでいいですか?」
もぉ「そこはお客の好みに合わせるもぉ。」
うしこ「はい、どうぞ。」
もぉ「適当にもほどがあるもぉ!客商売を適当にするのはダメもぉ!」
うしこ「大丈夫。次の操花の花嫁では、立派に団子屋をやって見せます。」
もぉ「操花の花嫁は団子屋さんの話じゃないもぉ?!」
うしこ「細かいことは言わないの。」
もぉ「それに、うしこさまは操花の花嫁に出演しないもぉ。どうやって団子を売るもぉ?」
うしこ「そういう深堀りはよくないですよ。」
もぉ「もぉ?」
うしこ「ほら、早速団子屋にリサーチに行くわよ。」
もぉ「あ、それは賛成もぉ!」