メリークリスマスだもぉ
うしこ「メリークリスマス。」
もぉ「メリークリスマスもぉ。」
うしこ「一時は春が来たのかと思うほど暖かくなりましたが、無事に冬っぽさが戻りましたね。」
もぉ「街中クリスマス雰囲気だもぉ。」
うしこ「イブの方が盛り上がっている気もしますが、年に一度の行事は楽しんだもの勝ちですね。」
もぉ「もぉもケーキを食べるもぉ。」
うしこ「先ほど鳥の丸焼き食べてませんでした?」
もぉ「甘いものは別腹もぉ。」
うしこ「2月くらいまで常に言ってそうな台詞ですね。」
もぉ「美味しいものが沢山ある季節だもぉ。冬は好きだもぉ♪」
うしこ「私も夏より冬の方が好きですし、そこは共感できます。」
もぉ「暑いのが苦手もぉ?」
うしこ「いえ、暑いのも寒いのも苦手です。ただ、冬の方が幻想的な世界が多い気がして好きなんですよ。」
もぉ「幻想的もぉ?」
うしこ「空気が冷たいからですかね。はっきりと見える自然の輪郭と少し寂しいシルエット、それと冬の満月と星空。これはいいです。」
もぉ「うしこさまは夜景見ながら口説いたらすぐにおちそうもぉ。」
うしこ「残念ながら、私は人工物に興味ないんですよ。」
もぉ「夜景は人工物に入るもぉ?」
うしこ「人が住んでるから光がついてるんでしょ。カーテンの色とか証明の色でグラデーションがあるだけで、私からしてみれば三大夜景もイルミネーションも大差ありません。」
もぉ「夢がないもぉ!」
うしこ「うるさいな。感性は人それぞれだから別にいいんです。」
もぉ「むずかしいもぉ。」
うしこ「自然の雄大さにかなうものはないってことですよ。」
もぉ「それはわかるもぉ。」
うしこ「温泉でもつかりながら雄大な星空でも眺めたいですね。」
もぉ「それはいいもぉ!」
うしこ「冬至の時も似たようなこと言いましたね。」
もぉ「あのときは銭湯の話だったもぉ。」
うしこ「冬のお風呂はいいですよね。心身共にほっこりします。温泉に行きたいなぁ。」
もぉ「なんでこっち見るもぉ?」
うしこ「取材費として申請してもいいですか?」
もぉ「誰にもぉ?」
うしこ「・・・。」
もぉ「・・・もぉ?」
うしこ「えへ。」
もぉ「何言ってるもぉ。寝言は寝て言えもぉ。」
うしこ「ひどい。けち。」
もぉ「そう思うなら、早く出世するもぉ。」
うしこ「きびしー。」
もぉ「サンタさんにでも頼むもぉ。」
うしこ「大人にもサンタさんがくればいいのに。」
もぉ「仕方がないからこれをプレゼントするもぉ。」
うしこ「入浴剤?」
もぉ「今日はコレで温泉気分もぉ。」
うしこ「はい。しっかり温まらせていただきます。」
もぉ「早速、お湯ためてくるもぉ。」
うしこ「はーい。皆さんも寒いので風邪を引かないように、しっかり暖まってくださいね。よいクリスマスをお過ごし下さい。」