魅壷兄弟:戒と陸の場合
戒「戒と陸の年下コンビが好きですと言われているので、適当に何か盛り上げてください。」
陸「え、戒。いきなりどうしちゃったの?」
戒「変な牛柄の生き物から、そういう依頼文が来ました。」
陸「だよねー。びっくりしちゃった。戒が新しいキャラ設定に挑戦するのかと思っちゃったよ。」
戒「しませんよ。」
陸「だよねー。で、何しろって?」
戒「そうですね。ここには適当にってありますが、面倒ですし。陸に一任します。」
陸「僕に?」
戒「何かしたいことありますか?」
陸「したいことはあるんだけど、ここでそれをしていいかは謎。」
戒「まぁ、陸のしたいことが何かは想像つきますね。」
陸「思春期真っ只中の高校生だからね。これでも。」
戒「これでも?」
陸「大体、僕らが勉強とか意味あるわけ?」
戒「ありますよ。時代に応じて環境は変わるのですから、そのときの最先端の知識を持つことは良いと思います。」
陸「でたよ。そういうこと言うの戒くらいだよ?」
戒「そうですか?」
陸「でも、無駄にできる人ばっかりだからね。うちにいる人たちは。」
戒「天才とバカは紙一重なので、一概に”できる”というのもどうかと思いますが。」
陸「たしかに言えてる!父さんはもうどこから突っ込んでいいのかわからないけど、涼は自己中だし、晶は変態だし、輝はマニアックだし、竜は盲目だもんね。」
戒「そういう陸も屁理屈ばかりのように見えますよ。」
陸「僕からしてみれば戒の方が屁理屈多いと思うんだけど。」
戒「屁理屈など言った覚えはありません。」
陸「それが正しいと思うタイプだからね。僕よりタチが悪いと思うよ?」
戒「陸に言われたくはありません。」
陸「ねぇ、そろそろ飽きたし、もう帰らない?」
戒「飽きたとかそういう問題ですか?」
陸「じゃ、本当にしたいことしに帰ってもいい?」
戒「それは賛成です。」
陸「決まりだね。今日はみんな帰りが遅いらしいから僕たちだけでいっぱい食べれ・・・間違えた。遊べるよ。」
戒「楽しみです。では、早く帰りましょう。」
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(ゲスト)
戒 – Kai –
陸 – Riku –
愛欲の施設より特別出演