方言男子について語る
日本語って難しいですよね。
同じ言葉でも地方によって言い方が違ったり、そのものの意味すら変わったり、方言って奥深いものだと思います。
関西でも、大阪、神戸、京都の3つをあげてもイントネーションや言い回しが異なります。
地域によっては、普通に喋っていても怖いと感じられる言葉遣いもありますよね。
仮に標準語で
「最近どうしてるの?」
と、しましょう。
大阪「最近、なにしてん?」
神戸「最近、どうしとぉ?」
京都「最近、どうしてはんの?」
すみません。
最初に言っておくべきでしたが、あくまで私の所感です。
専門的なことを話しているのではないので、それ違うでしょと思われる方も温かく見守っていただけると幸いです。
さて、小説を書くにあたって、関西人でもある私は必ず方言男子を入れたいと思っています。
ドラマやアニメの関西弁は何か変。
イントネーションが違うので、誰もそんな言い方せーへんし。と、突っ込むこともしばしば。
逆ハーレムって異性がたくさん出てくるので、そういった点では、方言キャラクターはとても重宝します。
面白くもかっこよくもいてくれる。
ボケも突っ込みも不自然なく取り入れられるので、私の書く物語の中には必ず一人は登場します。
俺が傍におる。
俺やったらアカンか?
なんで、そいつがええねん。
と、まあ脇役キャラなんですけど。笑
どうしてもメインには持ってきにくい。
個性が強くなりすぎるんですかね?
京都に近いおっとりとした関西弁は、わりと使いやすかったりしますが、雑魚キャラでもなく、ヒーローでもなく方言男子はいい位置に存在してくれます。
だけど不思議なことに、方言ばかりを集めても大変なんですよ。
やっぱり読みにくい。笑
それに私自身、接続詞が抜けがちなので、「て、に、を、は」を意識した文章作成を気をつけています。
それでも出てしまう関西特有の言い回し。
しかも当たり前すぎて、私自身が気づいていないことの方が多いです。
なんでやねん。
今ではほぼ全国に浸透した言葉ですが、便利な言葉過ぎて、シーン別に標準語に置き換えたときの難しさ。
どうして
が、一番言い換えるのに多いでしょうか。
小説をひとつ書くにも奥が深いですね。まあ、その分、作家さんの個性が光る部分でもあると思うので、私の個性もぜひ楽しんでいただければと思います。