オリジナル小説×童話とコラボするのは案外悩むものです

登場人物の人数や性格などを考えてぴったりとくる物語をあてはめる。
パロディや二次作品などは、オリジナル性と童話や民謡のような馴染み感が物語の中に混ざり合って、とても読みやすく、世界観に入りやすい気がします。

誰もが読んだことのある童話や昔話、一度は聞いたことのある民謡や伝説などが主軸となるので、想像しやすいのが背景としてあるのかもしれません。
私のサイトでは、訪問数のお礼企画としてオリジナル小説を童話とコラボしたパロディ作品を紹介しています。
その時は白雪姫を題材にしました。

理由は簡単。

愛欲の施設の登場人数が、女1人に男が7人だったからです。

逆ハーレムが基本のサイトを運営しているので、どうしてもパロディに採用するのも逆ハーレム展開がしやすいものを選ぶ傾向にあるのでしょうね。

白雪姫と7人の小人。
全然小人でもなんでもないので、白雪姫と7人の変態・・・7人のイケメン・・・7人の・・・
考えがまとまらなかったので、「白雪姫」とだけしました。

まだ、グリム童話の白雪姫を採用しただけなのですが、今後も続けていけたらいいなと思いますね。
やはり、長年にわたって広く知られている物語なだけに面白いですし、楽しいです。

ただ有名な物語を採用するにあたって一番難しいのは、自分のキャラクターを当てはめる場合の配役と工夫。

パロディをするにあたり、やはり基本設定に沿う形になるのでもとの話の構成を知っておく必要があります。
白雪姫、赤ずきんちゃん、桃太郎などみたいに暗記レベルで刷り込まれている童話なんてそうそうありません。

キャラクターの人数、性格、普段の口癖、世界観。
登場人数や世界観が近いものはバッチリ当てはまってすぐに着手できるのですが、自分の作品を主軸にパロディ化したい物語を採用するパターンはまぁ悩みます。
別に通常の物語で脇役キャラでもパロディで主役に抜擢してあげるのもありですし、性別入れ替え、主従入れ替えなども可能なのですが、登場人物が足りない・多いなどといった場合、誰をけずって誰を増やすのか・・・などなど意外と創意工夫が求められるものなのだなと、わずかに作品目を目前にして痛感している次第です。

無限に話のパターンが広がる未知の世界。

考えるのも妄想するのも楽しいですし、キャラの意外な一面を知れたりするので、何気にワクワクしてはいるのですが、読む人に楽しんでもらえる工夫はしたいところ。

忠実だけどオリジナル。

そのスパイス感といいますか、塩梅は今後も勉強していきたいと思います。
次のお礼小説は、何の小説を題材にしようか・・・もう少し悩みます。