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登山をして操花の世界を想う

西国三十三所のひとつ、第四札所の施福寺(せふくじ)というところに行って来ました。

特に行こうと決めて行ったわけではなく、立ち寄ってみようというノリで向かったのですが、あまかった。

なめてました。

槇尾山という山の中にある施福寺は由緒が古いらしく、お参りの巡業で有名な寺というだけあって、その山道はまるで修行。ノリで行くところではありませんでした。でも幸いにもスニーカーだし、来たからにはどんなところか見てみたい。

登ってきました。

日頃の運動不足がたたって心臓がはち切れそうになりましたが、すれ違う人に励まされ、なんとかたどり着きました。
思います。

町中では見知らぬ人に「こんにちは」すら声をかけることが少なくなった時代なのに、すれ違う人全員が何の違和感もなく挨拶をかわし、下山する人は登山する人を励ましてくれます。
頑張ってという言葉を素直に受け入れられるのは、きっとその先をやり遂げた人だと漠然とわかっているからなんだな。と、息を切らしながら考えていました。

いえ、登りは考える余裕などなく、ただ足次第の一段を眺めることしかできず、下山するときにそう感じました。

余裕が出てくると、操花の花嫁の世界に出てくる草薙の里へ向かう道中はこういう感じなんだろうと呆然と妄想。今日の体験を生かして、臨場感を出せるようにしたいと思います。
とはいえ、リアルタイムというか記憶が新しいうちでないとそれは物語に反映出来ないんですよね。

情報は鮮度が命!

体験したことも生物ですから、腐る前に形として残していきたいです。

最近、愛欲の施設と生命師がメインでしたので、春の話から始まる操花の花嫁も更新しなくちゃなと改めて認識。改修しないで書いたときのまま掲載できればいいのですが、読み返したときにあまりに恥ずかしかったので、やっぱり書き直したい。

道中はしんどくても、登り続けていれば、励ましてくれる人も応援してくれる人も支えてくれる人もきっといると思うので、負けずに完成させたいと思いました。

たまには、こういう経験もすすんでするべきかもしれませんね。
筋肉痛にならないことを祈って、明日からの仕事に備えます。