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自然が与える脅威について

セミの声が鳴き始めて、すっかり夏ですね。
こんにちは、皐月うしこです。

昨日は東京で驚異的な氷の雨が降りましたが、ニュースで見る限りでは、まるで空からの弾丸のようでとても怖かったです。皆様はお変わりなく無事に過ごされていますでしょうか?

日常の中に隠れた非日常が好きな私ですが、こうして被害が出てくると怖いと思いますね。
窓ガラスが割れたお家の方も、けがをされた方も早く通常の生活に戻れるよう願っております。

さて、氷が空から降ってくる。この異常気象ですが、どうやら雷雲の中に秘密が隠されているようです。
地面から空に向かって上昇した空気が、その雲に急速に冷やされ水や氷のつぶとなり、重力に従って落ちてきます。ところが、また風に吹き上げられて雲の中に舞い戻り、冷やされて氷がくっつきます。そうして何度も何度も同じ工程を繰り返し、やがて大きくなった氷は地面へと叩きつけられるように落ちてくる。というわけだそうです。

自然のメカニズムは時に人間の想像を軽く飛び越えて、私たちにその脅威を見せつけてきます。けれど、その理を理解すればその不思議な現象も怖いだけのものでなく、魅せられるほど素敵なものにもなりえるのではないでしょうか。

古代の人々は今ほど文明も発達していないため、自然の中に畏怖なる神々の姿をみてきました。

それはそれでとても素敵な文化だと私は思っています。
自然と共存することは知能しかもたない私たちか弱い生物にとって、とても難しいことですが、悪いことばかりではありませんよね。

虫が大嫌いな私ですが、セミの鳴き声を聞くと「ああ、夏が来たな」と思いますし、入道雲をみると「ああ、夏だな」と無意識のうちに季節を体感していることに気づかされます。
まもなく梅雨があけ、本格的な夏の到来が目前に迫っていますが、熱中症に気を付けて元気に夏を過ごしていきたいと思っています。

夏と言えば、毎年書きかけて終わっている物語があるのですが、今年こそ完成させたいですね。
短編になる予定なのですが、なかなか先にすすみにくい物語です。今の私にとっては難易度が高い物語なのでしょう。

この夏に何かひとつでも新しい自分を発見して、何か違った世界をみてみたいと思います。

世界は常に私たちに驚きと発見をくれるので、物語を生み出す夢がある以上、どれほど驚異的な出来事であっても、自然から感じられる感動や体験を全部素直に受け止められる人間になりたいものです。