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「魔力という名の免罪符」が誕生するまで

もうすっかり秋の風が吹いていますね。
こんにちは、皐月うしこです。

最近忙しくてブログを更新する方にまで手をまわせていなかったのですが、久しぶりにこちらも更新してみようかと執筆しています。
今回は、本日新連載を開始した。

「魔力という名の免罪符(まりょくというなのめんざいふ)」

の裏側について記載してみようかと思っています。

新連載小説の設定は、異世界トリップ。

最近、異世界転移、異世界転生などの小説が定番というか人気という感じがします。数年前まではそこまで定番化されるという感じではありませんでしたが、BLではない通常小説の傾向は「異世界」がキーワードなんだなと感じる今日この頃です。
転移と転生で分類されるということは、この二大カテゴリーにほぼ集約されるのでしょうが、今回発表した私のカテゴリーは「転移」のほうになりますね。つまりは、主人公がそのままの状態で環境だけ異世界になるというものです。
転生は生まれ変わった世界の環境が違うというものでしょうか。
わかりやすく言えば、前世はこうだったとか、来世ではこうなってしまったとか、そういう話が転生かと思います。
そういった意味では、愛欲の施設が「転生」に当てはまるのではないかという気がしたので、異世界転移か異世界転生か、どちらかの要素を含めた小説を書こうとした場合、消去法で異世界転移の話に決まりました。
異世界というからには、変わった世界でないといけないのですが、最近シリアスな場面を書くことが多く、私の中ではもうすこし「ふざけた」要素を入れた物語を書きたいと筆を走らせたところ、実にふざけた設定の世界が出来上がりました。

「そんなアホみたいな世界があってたまるか」

魔法を使うためには魔力が必要。これはドラクエやファイナルファンタジーでもおなじみ「MP」というものがヒントです。何か大きな力を発動させるには、何かの代償が必要なはずなんです。
特性や得意はあるでしょうが、何を対価として支払うかでその威力も変わるはずです。

そして使ったら、補給は必要。

睡眠で回復するのか、食べ物で回復するのか、あるアイテムで回復するのか、それを何にするかが物語の醍醐味というか根幹となる大事なキーワードです。もうすでに小説をお読みの方には、それが何かは言わずもがなですが、私の頭の中でもう本当にそれしかありませんでした。
それがタイトルにも込められていますね。

魔法が使える女性が幸せなのか、魔力を口実に生きられる男性が幸せなのか。どっちがってことはないのでしょうが、この小説もやはり「完全なる逆ハーレム」を合言葉に執筆していますので美形集団に囲まれて幸せになる女性の物語になる予定です。

こうして世界観の根幹となる主軸が決まったところで、次に登場人物や世界観の肉付けを行うのですが、もうところどころに悪ふざけが見え隠れしていますね。常識、認識、教育はもちろんのこと、一部の地域名もふざけています。まあ、世界中探せば普通にありそうなので気づかない方もいるでしょう。

そんなこんなでまだ始まったばかりの新しい物語

「魔力という名の免罪符」

よろしければぜひ一度、ご覧ください。