草薙一族の人々
《草薙頭首》草薙 要(くさなぎ かなめ)
歴代最強と言われる力の持ち主で主人公の実父。無精髭をはやした豪快な男。最後の草薙一族頭領。享年24歳。
何事も笑って許すほど器の広い人物で、里のモノに好かれていた。昔から公平で、分け隔てなく付き合ってきたので一族全員から慕われていた。
《主人公の母》草薙 この実(くさなぎ このみ)
操花の里一と言われたほどの美人な女性で、大きな黒い目をしている。主人公の実母であるが、産後すぐに施した結界により死亡。享年23歳。
《育ての親》鷲尾 保(わしお たもつ)
代々、草薙家につかえる家系の主人で翔の父親であり、主人公の育ての親。享年41歳。
曲がったことが嫌いで、真面目な性格。厳格で己にも他人にも厳しい。
《蝶使い》原田 伊織(はらだ いおり)
主人公たちを京に案内した女性。元草薙一族の者で、人間と結婚し平穏な暮らしを送っている。蝶使い。30歳。
《宿屋の女将》土井 雲雀(どい ひばり)
京の都で、宿屋”花”を営む女将。ひとことで美人と言える元草薙一族の者。得意技は「土壁」で、かなりの力の持ち主。若く見えるが、年齢の話しになると口がふさがる。34歳。
《ワシ》彰永丸(しょうえいまる)
翔のペットの鷲。どう猛で強靭な爪を持つ。主人公と燕にはなついているが、基本的に翔の命令しか聞かない。