任務は謎だらけ

踏みしめる濃密な絨毯に、足取りが重たく変わっていく。ホテル内は静寂で、目当ての部屋へと向かう体も息を潜めていた。

「ここだな。」

たどり着いた重厚な扉の前で、男は取り出した愛用の拳銃に唇を落とす。その瞬間、鋭く変わった眼光の気配に、扉が音を荒げて男の蹴りを受け入れた。

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ツイッターの「#140文字小説」に投稿した内容を深掘りするコーナー

タイトル『任務は謎だらけ』

マフィア的な話が書きたくて、妄想した140文字になります。
男は何のためにホテルの廊下を息をひそめて歩いていたのでしょうか。

お嬢様救出のため?
暗殺計画を遂行のため?
裏切者の抹殺?

その真実は、けり破られた扉の向こう側にしかありません。

愛用の拳銃にキスをして、空気が変わる瞬間の気配が私はたまらなくイイと思ってしまうのですが、いかがでしょうか?

男性が時折見せる理性と本能の狭間にある空気感と言いますか・・・そういうものに色気を感じるのですが、なかなか日常でそういう瞬間をお目にかかることはできないので残念です。

情熱や熱い思いを胸に秘めて、表面上は冷酷に徹する。

ああ、いつかマフィアをモチーフにした小説も執筆していこうとネタはストックしていっています。なかなか書き起こしていけるまでに至らないのが、私の効率の悪さですね。
興が乗っているときは、サラサラかけるものでも、いざ執筆となると結構なエネルギーを消費するので、仕事と両立しながらでは難しい日もあります。

それをなんとか頑張って克服していきたい。

マフィア物を書くなら、武器や組織、密売ルート、情報網なども勉強しないとですね。
小説を書くって色々な世界を知れて楽しいですが、それにオリジナルという創造のアレンジを加えて、皆様に楽しい世界を届けられるように頑張りたいと思います。