楽曲コラボ「誰もがきっと」

こんにちは、皐月うしこです。
Twitterでの活動が主体になりつつありますが、その中で、フォロワー様の秋桜 不可思議さんとコラボし、ひとつの曲が完成いたしました。

2018年5月30日に、秋桜さんから私の詩で曲を作ってみたいという合作のお話が来たのが最初です。
とても嬉しくて、秋桜さんとの合作用に詩を書きおろしました。
普段は聞かないジャンルの曲ですので、完成までいったいどういう仕上がりになるのか、想像すらもできない中で待ち続けること1か月半。

ついに完成しました!!

「誰もがきっと」

送った詩とは少し順番が前後したりと、構成が変わっていますが、詩に曲が付き、歌っていただけるという経験が初めてでしたのでとても印象深いものとなりました。

音楽とは不思議なもので、ただの活字として脳内で再生される音にすぎなかった文字の羅列が、新しい色を吹き込まれ、また違った声となって胸に届いてくれるような気がします。

詩を書いた背景は、仕事のことで悩み、いったい自分はどうなりたいのかと未来に不安を抱いていた時でした。
まだ、アトリエほへと公認クリエイターの発表もできませんでしたし、たとえそれが始動したとして、すぐに詩や小説だけで食べていけるほど世の中は甘くありません。生活をしていくうえで、悩み苦しむことは多いはずです。
だけど苦しいのは私だけではないはずだという思いがありました。

きっと、みんな同じ思いをどこかしら抱えているのではないかと。

そんな思いで出来上がった詩です。

歌詞とはまた違う原文をこちらでは掲載しておきます。
原文はすべてツラいもので締めくくられているのですが、秋桜さんが明るい未来や希望を見させてくれる素敵な詩を加えてくださり、ラストはキラキラと輝く結末になっています。

私も私の綴る言葉によって、この世界のどこかで誰かの未来が輝くものでありますように。
そんな気持ちを忘れずに、今後も活動を続けていきたいと思います。

(原文)

誰もがきっと同じ気持ちを抱いてる
隣の席に座っているあの子だって
本当は憂鬱な毎日を過ごしているのかもしれない

僕らはきっとこの世界のどこかで
自分じゃない何かを探して
見たことのないモノになりたいと
理想と現実の狭間で息してる

たまには泣いてもいいですか
たまには怒ってもいいですか

必要とされない場所で
頑張ることをやめたから
今さらなのはわかってる

誰もがきっと同じ気持ちで生きている
前を歩く人混みの群れをかき分けて
本当はここじゃない未来を求めているのかもしれない

僕らはきっとこの世界のどこかで
自分じゃない誰かの姿に
こうには絶対なりたくないと
理想と現実の狭間で息してる

たまにはもがいてもいいですか
たまには叫んでもいいですか

必要とされたいと思わない
戻りたいとも思わないけど
苦しいときだってある

これは心のどこかで
自分が求めた成れの果て
成功したと思えれば
気持ちはどんなにラクだろう

noteでも歌詞掲載