平成最後の日

昭和をまたいで三十年
平成の時代は頼りなく
享受する愛を模索して
教授する志を探求していた

挑戦と葛藤を積み重ね
生み出した有象無象
泣いた夜を繰り返し
傷付いた心を慰めた

最後の日だというけれど
ここは区切りの境界線
トンネルをただ越えるだけ
繋がった未来の道はまだ
私には見えないけれど

連れていこう
綴っていこう
残していこう

平成に巡り合った好きなもの
たどり着いた確かなもの
令和の時代に重ねていこう

叶えていこう
共住する笑顔のために
寄り添い歩く夢を信じて

ごあいさつ

前回、平成最後の言葉的なものを残したので重複する形になってしまうかもしれないですが、本当に最後の日なので改めて綴っておくことします。

平成は十代、二十代と私にとっては人生の中でも経験・成長という点でとても意味のある時代だったように思います。自分というものがずっとなくて、すごく不安定な期間を過ごしました。
今ではこうして、頭の中にある妄想を形にすることに使命感を費やしていますが、元からこうだったわけではありません。
応援してくれる人がいて、励ましてくれる人がいて、ずっと私を見守ってくれる人がいるから、今の私があります。

何日も更新できなくても、ずっと忘れないでいてくれてありがとうございます。

私は、この場所を作って本当によかったと思っています。
交わせる言葉の数は少なくても、残した言葉の数だけ、皆様に伝わるものがあればいいなと思います。

作詞作曲、異種コラボ、動画制作、イラスト制作、ボイス活動など興味のある物には一通り手を出してきましたが、やっぱり小説を書くのが一番好き。
詩は私の一部みたいなものなので、色んな場所で賞をいただいたりもしましたが、やっぱり私の妄想する世界観を残す面では少し頼りないような気がしています。詩と小説。両方があってこそ私の作品。
他のどこにもない世界をこれから先も少しずつではありますが、積み重ねていきますので、令和の時代もどうぞよろしくお願いいたします。