アリア・ルージュの妄信「第10話」

こんばんは、皐月うしこです。
毎晩20時更新と言いながら、いつも夢小説の更新が20時まわってしまってすみません。

アリア・ルージュの妄信「第10話」を更新しました。

先週、残すところあと3話とか言いましたが、正確には来週で終わります!!
すみません。勘違いしていました。
これまで約3か月にわたって更新してまいりましたが、ついに来週完結・・・早いですね。

第10話は死神祭り

物語の終盤は死神密度があがっています。密度とか言いながら死神とのエロラブラブ逆ハーレムとかじゃなくてすみません。
なんだか謝ってばかりですね。それでも今日までの間に2000人を超える方がこの作品に触れていただいたかと思うと感無量です。ありがとうございます。最後までアリア・ルージュの妄信をお楽しみください。

小説はこちらから

十和、瀧世、岩寿が名前を叫んでいる姿をどこか風景の一部のようにとらえながら、紗綾はそっと瞳を閉じた。

「キミは本当に世話がやけるね」
「ダリル」
「まだこの子の死がくるときじゃない」

巨大な鎌をもった黒い服の麗人が、紗綾に放たれた弾丸をパクリと吸収する。まるで漆黒の闇のように揺らめく死神の背中は、無色の瞳をもつ人間に向かって、炎のように揺らめく青紫の熱を向けていた。