R表記に関する注意事項
年齢制限付きの小説について
私の作品にも「R15=15歳未満の閲覧禁止」「R18=18歳未満の閲覧禁止」「R18G=18歳未満や免疫のない方の閲覧禁止・刺激過多・直接描写多め」という制限のついたものがあります。(令和4年4月1日の法改正より)成人が示す年齢が変更となりましたが、年齢制限は各掲載サイトに順守する形で継続しています。
殺人、暴力、強姦、薬物、窃盗、詐欺、監禁、拷問など性表現と同じように閲覧を配慮した内容に関して、年齢制限をなぜ設けているのか。
どうして指定年齢以下は見てはいけないのか。
それは、日本の法律で「そういった内容は年齢制限をしましょう」「規定の表記をしましょう」と決まっているからです。
そして多くの人が「制限すること」「禁止」が「正しい」と思い、感じ、それが「良い」ことだと判断しています。
日本で暮らし、日本の恩恵を受けて生活をし、執筆をして公開している以上、私は日本の法律が定める範囲で創作を楽しみ、順守しなければなりません。決まり事を犯すと罰せられます。
それは私だけではありません。
あなたはサイト内外に関わらず私の作品に触れる以上、私と同じ国の同じ法律を守ることのできる人でなければなりません。
それが嫌な方は、他へどうぞ。
膨大な作品が沈む世界の海へ、自分の価値観や理念とあう旅に出てください。
私が十五歳以下、十八歳以下にふさわしくないと思う作品は、私の判断で年齢制限(R15・R18・R18G)を設定しています。
私が設定したからには、該当の作品は指定年齢に達しない場合、閲覧いただけません。
これは、そういうルールです。
喫煙、飲酒が二十歳以上と法律で決まっているのは周知のことでしょう。
免許取得も、ギャンブルも、結婚も選挙も法律で決められた年齢まで待たないと出来ないでしょう。
小説に限らず、創作物の年齢制限も同じです。
未体験のこと、未経験のことを創作物で補い、満たされる気持ちになることは悪いことではありません。
殺人をしていなくても、人を殺す小説が書けるのと同じように、またそれを読むことが許されているように、どこまでも自由です。
ただ、自由に読み漁れるだけのものをまだ持っていない、育っていない。それが年齢制限というカゴであり、枠です。
大勢が重ねてきた歴史の中で、あなたを守るために考えて作られた境界線です。
読みたいものが読めないという我慢は、煩わしかったり、うるさいと感じたり、嫌気がさしたりするでしょう。
イライラするし、大人ばっかりと文句のひとつも言いたくなるでしょう。
自分はもう適齢期に達した人間だと、周囲との差を表現して論破したくもなるでしょう。
だからこそ、法に守られた一人の人間として、法を守ってもらえる人であると信じています。
信じているから、私は今日も小説を書いていられます。生きています。
本当にどうもありがとうございます。
指定年齢を超えたら、ぜひ好きに私の作品を閲覧してください。ただし、基本の注意事項を承諾の上での閲覧に限ります。
お互いに気持ちよく過ごせますよう、ご協力に感謝します。
そのときまでこの場所で、いつまでもお待ちしています。
追記
法律で成人年齢が引き下げられてから早1年が過ぎました。これまで「高校生不可」と明記していましたが、高校生であっても成人であり、法的に認められていること及び掲載している各投稿サイトの規約に基づき、2023年4月1日より高校生の文言を取り下げます。
二次創作界隈やSNSでは高校生不可という明記はあえて必要かもしれないということで、色々調べていますと、未成年と成人が同時に滞在する時間が長い環境(学校の教室など)で、成人向けのものを未成年者が閲覧できる可能性を考慮しているという認識が濃厚な気がしました。
この一年、様子見をしてきましたが、良識ある読者様に恵まれているからか、現状では特に問題ないと判断しての取り下げとなります。(状況に応じ変更の可能性あり)
一応、私としても年齢認証の上での閲覧が可能なサイトを吟味して掲載しているつもりです。
現在は手に取って作品を残せる状態にはしていないのですが、今後、手元に残る形で(例えば本とか)配布する場合は、高校生不可とさせていただくこともございます。
その際は、あらかじめご了承ください。
できる限り時代に応じた形で、適宜対応に努めていきたいと思います。
当サイトを愛してくださっている皆様には、ご不便をおかけすることもございますが、引き続きよろしくお願いいたします。