《完結》群青ニ歪ム偏愛ノ獣たち
こんばんは!
皐月うしこです。すっかり春になりました。季節の移り変わり目を楽しみながら、春の気配を堪能しています。
さて、以前から連載していた『群青ニ歪ム偏愛ノ獣たち』が無事に完結となりました。ご愛読くださり、本当にありがとうございます!!!!
逆ハーレム×獣人
久しぶりにハイファンタジーを書きました。
シュゼンハイド王国を舞台に、ヒロインと三匹の獣。
「群青兎=ブルーラビット」と呼ばれる獣人の兎とヒロインの逆ハーレムです。好きな人は好きな・・・はず。
無事に連載も完結いたしました。
緊急事態宣言等で不要不急のゴールデンウィーク。少しでも、非日常の世界にご招待できればうれしいものです。
感想お待ちしてます
獣人族という人間ではない種族に愛される物語というだけで、読む人を選びますが・・・ありがたいことに、好きだと言ってくださる方がいて嬉しい限りです。
よろしければ感想をいただけると執筆にも身が入ります!!
群青ニ歪ム偏愛ノ獣たち
空にまで届く神秘の山の麓に広がる国、シュゼンハイド王国。歴史に記すまでもなく、近くその国は繁栄を極めたという。
始まりは十四年前。
名もなき人間の少女は「リズ・グレイス」という名前を授かることになる寒い冬の夜、囚われの獣たちと出会った。彼らは獣亜人の中でも特に人間嫌いで有名で、しかも好戦的な『群青兎=ブルーラビット』と呼ばれる種族だった。
人間は獣亜人と一緒には暮らせない。
シュゼンハイド王国の西に広がるフォンフェンの森に住み、誰もが憧れる群青色の毛を持つ美しい生き物であっても、同じ国にいながら共存できない存在として、互いの距離を保って歴史を刻んでいた。したがって、この婚姻は世界各国に広がる全種族に驚きを届けることだろう。これは前例のない偏愛の物語。兎の耳をした獣亜人たちとの甘く切ない日々の記録。