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海の青さに

永遠に混ざり合うことのない世界を見つめながら男はそっとつぶやく。

「まるでキミと僕のようだ。」

違う性質をもちながら同じ特質をもつからこそ、どこまでも飽きることなくこの思いは広がっていくのだろう。
見る者が見れば混ざり合う景色でも、天と地ほどに遠い世界で生きている。

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ツイッターの「#140文字小説」に投稿した内容を深掘りするコーナー

タイトル『海の青さに』

こんばんは、皐月うしこです。
天気がとてもよかったので、海を見に行ってきました。

男性は一人、海をみつめながらボーっと景色を眺めています。
きっと実ることのない片思いをしているのでしょう。
海も空も青く見えるのに、その実、近づいてみれば色のない不可思議な実態でしかありません。それでも青に見える不思議さ。水平線でその青い色が混ざり合うように見えたとしても、天と地ほどの差が存在しています。
それは、世界を一周回っても決して手を取り合うことはありません。

違う性質をもっているのに、同じ特質をお互いにもっている。

惹かれ合うのは必然で、思いは海や空のように際限なく広がっていく。
お似合いだとか言われても、決して混ざり合うことのない運命。

悲恋で切ないですね。
秋なのでセンチメンタル風に仕上げてみましたが、もちろん綺麗な景色のまま、ハッピーエンドを妄想してみるのも悪くありませんね。

男が、海か空の擬人であれば、ファンタジー要素につながる気がしないでもない?

さて、帰ってきてからこうして物語を考えてみたのですが・・・実はあまり潮風が好きではないので、海はあまり得意ではありません。ですが、行ってみるとやっぱりいいなと思えるので、海ってすごい。

空が青くて、気候は暖かくて穏やかでした。

水平線もすごくきれいだったので、写真もたくさん撮りました。
基本的に、人物よりも景色を撮影する派です。
自分の写真は特に撮らないし、極力写りたくもないので景色ばかりの写真がたくさんあります。
インスタグラムでもUPしました。

こちらは詩と共に景色(とくに空)を掲載しているものになるので、お好きな方はぜひ。