それはキスする3秒前
抱きしめた温もりの端に、優しくて柔らかな香りが、ほんの少しの微熱を伝えてくる。
「あの、さ。」
かすれた声を寒さのせいにして、抱きしめる腕に思わず力が込もった。
「な、に?」
わかっているくせに、可憐な瞳に吸い込まれて重なる唇はきっと、甘い幸せの味がするのだろう。
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ツイッターの「#140文字小説」に投稿した内容を深掘りするコーナー
タイトル『それはキスする3秒前』
こんばんは、皐月うしこです。
人肌が恋しくなるほど寒くなってきましたね。
もう雪が降っている地域もあるとか、ないとか。
私の住んでいるところは雪が見れるかどうか、微妙なのですが、楽しめる程度には雪を堪能できたらいいなとは思っています。だけど、こうも寒いと人肌が恋しい。
というより、恋が恋しい!!
そんな衝動に駆られて作成したのが、今夜の小説です。
ああ。こう、恋の始まりというか、お互いを探り探りの片思いから両思いになった瞬間の恋愛って一番ドキドキしませんか?
見ているほうも、そわそわして、この後、二人大丈夫かな~?なんて心配になってみたり。
妄想が、暴走!!
140文字だとエロスまでいかないので、純愛にもとれるところがいいですね。
ああ、キュンキュンしたい。
でも、キュンキュンする物語を書くのは難しい。
まだまだ恋心や乙女心という難解な問題に挑むために、胸キュンは感じた時に形に残していけるようにしたいですね。ぜひ、みなさんの恋物語などを聞かせてもらえると、妄想に花が咲くかもしれません。
いいですね。
恋。
愛もいいけど、恋もいい。
恋人の季節と言われる冬は、切ない秋から一転、キュンキュンするような物語をお届けできればいいなと思っています。