温かな腕の中で
耳の内側をなぞるような囁き声が聞こえてくる。そわそわと優しい音色にまどろみながら、彼女は柔らかな笑みをこぼしていた。
「あったかい。」
人肌の匂いに鼻腔をくすぐられるように、笑う口元がいたずらに微笑んでいる。安心感に包まれる幸せの中で、彼女は狼に丸ごと食べられた。
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ツイッターの「#140文字小説」に投稿した内容を深掘りするコーナー
タイトル『温かな腕の中で』
こんにちは、皐月うしこです。
はい、ファンタジー堕ち。の作品になります。
どこかしら愛欲の施設をにおわせる作品になりましたが、意識していないと言えば嘘になるので、そういうことにしておきましょう。
これは、ツイッターのフォロワーさんの中で、とても仲の良いご夫婦がいらっしゃるので、そこからインスピレーションを受けて作ったものです。
二人でお昼寝。
可愛いですね。
私はのろけることが出来る性格ではないのと、人に対して素直に甘えられる性格ではないので、羨ましさと理想を掻き立てられた結果、こういうものが出来上がりました。
いや~。いいですね。
甘さ120%の若いラブラブ夫婦。
それだけで胸キュン世界の完成だというのに、旦那様が寝ている姿にそそられて、お布団にもぐりん混んだ結果、一緒にお昼寝しちゃった。
という、こちらの妄想を煽ってくる発言に、ノックアウト←
妄想が暴走しやすい私に、エサをありがとうございます。
いいですね。幸せな話や温かい話はこちらまでホカホカした気持ちにさせてくれます。
恋とか愛とか考えてみると何かよくわからなくなるのですが、身近にゴロゴロ転がっているものなんでしょうね。些細なことでも、それがキュンキュンさせられるのは、本当に好きっていう気持ちが伝わってくるからなのでしょう。
私にはハードルの高い世界。
心を許すまでに時間がかかりますが、許してしまえば甘えまくりのワガママ放題になるので、そういう隠れた私の素顔をもう少し惜しみなく、出せたらいいですかね。
キャラクターたちに頑張らせよう!(え?
たまには甘い世界で、心に糖分をとりたいものです。