アトリエ部脱退と創造百科始動の裏側
おはようございます、皐月うしこです
突然のことではありますが、アトリエ部ほへとキカク公認クリエイターを脱退しました。11月の東京文学フリマに関しても辞退いたしました。
色んな問題がありましたが、詳しくは語りません。出品する商品をぞんざいに扱われたことが最終的に脱退する決め手に至った原因です。私は私の作品を愛してくれる人にしか預けられませんし、任せられません。東京文学フリマを楽しみにしてくださっていた方、本当に申し訳ありません。
そして同時に、もっと出来ることがあるのではないかという思いに駆られました。
脱退にあたり
なぜ、私がほへとキカク公認クリエイターとして名前をあげていたのか。それは、夢が「形」になる可能性を秘めているのかもしれないと期待したからです。真剣に創作する人たちが望むことって、色々あると思うのです。
・有名になりたい
・書店に並びたい
・自分を知ってもらいたい
・思いを届けたい
(私の場合は自分の知識以上の情報を得られる場所になのでは!?と胸ドキドキでした)などなど、漠然とした頭の中の妄想があっても、いざそれを具現化しようと思うとなかなか出来ないものです。
形にするってどうやるの?
調べるところから始めなければならないこと、調べたとしてもそれを作る手立てがない人もいますし、挑戦しても完成させることが出来なかったり。
「ああ、こんなときに誰かいればな」
そういうときに、手を差し伸べて引き上げてくれる存在。そういうものであると信じていたからです。
まあ、いつかは露呈するもの。私が脱退した理由は、先に述べたとおりです。
新企画START
さて、暗い話は置いておいて、今回私は新しく「創造百科」というものを立ち上げました。
まだ初回企画段階ですので、今後はどうなるのかはわかりません。立ち上げたと言っても、単純に見てみたい世界を私の手で作ってみようと思っただけです。
アトリエ部で学んだことは大きくひとつありました。
それは、様々なジャンルの人たちでも一緒のものを作り上げることが出来るということです。
写真、イラスト、短歌、詩、小説といった様々なジャンルの人がコラボしあったり、ひとつのお題に集まったり、それは紛れもなく功績でありすごいことだと思うのです。私には出来ないこと。でも、学ぶことができた。
文学フリマとかにいっても、アンソロジーやコラボ本はたくさんあったのです。同じテーマで小説家が集まったり、イラストレーターが集まったりして一冊になっているのもありました。
ですが、アトリエ部で学んだ「ジャンル複合」といった本はなかったように思います。
あったらすごく素敵じゃないですか?
最初はイチ参加者としてそれをアトリエ部に期待していたところもあったのかもしれません。
でも、待っていてもダメなのです。
私が欲しいもの。見てみたい世界は、ちゃんと自分で創らないと!!!
創造はそのまま、私のサイトFancy Field=創造領域と同じ意味。
自分の世界です。
百科もまんまです。あらゆる科目・学科という意味ですが、創造百科はその名前の通り「色んなジャンルの人が集まってひとつの世界をつくりあげる」です。
テーマは「斑」
すでにツイッターでも呟きましたが、私個人的に出店が決定している京都文学フリマが2019年1月20日にありますので、そこで一般販売を予定しています。1月20日はお正月とバレンタインのちょうど中間。でも京都なので「和」でいきたい。個人的な気持ちでしかありませんが、バレンタインはちょっと違うな~って。
2019年は亥年(いどし)つまり、イノシシ!!イノシシって小さいころは「うりぼー」って言って、斑点があって可愛いのです。てんてん?まだら模様・・・よし、斑にしよう。というわけです。
斑って我ながら、すごくいいテーマだと思ったんですよ(自画自賛)
ぶちなので、牛柄、ダルメシアンとかヒョウ柄とかもありですし。
楕円形がなんかいっぱいあるイメージなので普通に、水滴や羊雲、季節的に雪なんかもいいですよね。雨や人の群れなんかもよさそう。敷き詰められた石のグラデーションも、こぼしてしまったコーヒーの染みも、物語が詰まっていそうです。
私は小説で参加予定です。
そして、官能工房から「斑(裏)」も予定しています。笑