登場人物の名付けに失敗したなと思った瞬間
小説、物語だけじゃなく、マンガ、アニメ、ドラマ、映画、その他すべてに必ず登場人物が存在します。
それは主人公だけじゃなく、ヒーロー、ヒロイン、サブキャラ、キーキャラ、雑魚キャラとひとつのお話を作るのに沢山の名前を考えないといけませんよね。
ここで大事なのは世界観。
まあ、例えば必殺仕事人みたいな日本の武士や忍者っぽい人たちの名前が、全員ジョンとかアレクとか外国人っぽい名前だと読んでいる人たちはあれれ?となるわけです。
逆に魔法使いたちが全員、三郎とか一徹とかだとどうでしょう。
背景がきちんとそれに伴っていれば違和感はないですし、むしろ面白いかもしれません。
ですが、出てくる登場人物の名前の系統は統一している方が読みやすいと思います。
あと、フリガナ。
そして、覚えやすさ。
カタカナの名前でも、変に長い名前や似たような名前は読みにくい。
カトリーヌ
カトリーナ
カトレーヌ
マリアンヌ
マーガレット
ジョン
ジョージ
ジョイ
これが不規則にバラバラに羅列されるた場合を想定してみましょう。
誰が誰だかさっぱりになりそうな気配がしませんか。それは双子でしょうか、三つ子でしょうか?
アニメや映画ではありな名前も小説ではオススメ出来ない名付けはあります。
私が書いていて失敗したなと思ったのは、描写や背景に使う単語と名前がかぶったときでした。
「輝く月の光を眺めながら光輝は華に言った。」
まぶしい。
光輝
華
まだ小説に慣れていなかった頃、それぞれ素敵だなと思ってつけた名前。気に入っているけど、使いにくかったです。
だけど、名前をとることを優先した私。
「かがやく月を眺めながら光輝は華に言った。」
描写を変更することで回避することになりました。
どちらがいいのか、素人の私にはわかりません。だけど、読む人のことを考えて配慮することは必要なのだなと思いました。
あとは、そう。
意外と小説で辞めておいたほうがいいのは、一文字の名前。
巧
桜
海
陸
空
春
花
涼
と、まあ。挙げたらキリがありませんが、想像つきますよね。
使いにくい。笑
だけど使っているという私。
文字だけの世界は色々と奥が深い。
登場人物には愛情や愛着がわくだけに、一度つけたら中々変えにくいので、そこら辺も意識していかなきゃなぁ~と思った次第です。