(豆知識)冬至の妄想
うしこ「寒いー。今日はなんだか暗くなるのが早かったですね。」
もぉ「今日は冬至もぉ。」
うしこ「冬至か!一年で一番日中が短い日ですね。」
もぉ「だから暗くなるのが早かったもぉ。」
うしこ「なるほど、体感は間違ってなかったんですね。」
もぉ「動物的感性だもぉ。」
うしこ「いやいやそれほどでも。」
もぉ「褒めてないもぉ。」
うしこ「冬至と言えば、柚子湯ですよね。いい匂いの柚子に囲まれてお風呂につかる。いい感じの入浴タイムになりそうです。」
もぉ「柚子をお湯に浮かべるもぉ?」
うしこ「ですね。ただ浮かべるだけだったと思います。そのまままに抵抗がある人は、ストッキングなんかにいれて浮かべるといいんじゃないですかね。」
もぉ「柚子湯は入りたいもぉ。」
うしこ「柚子、買いに行かないといけないです。」
もぉ「どうして買ってこなかったもぉ?」
うしこ「え、帰ってきてから冬至ってことを知ったんですよ?」
もぉ「じゃ、どうするもぉ?」
うしこ「どうするっていわれても、そうですね。もぉが買いに行ったらいいんじゃない?」
もぉ「いやもぉ!暗くて寒いもぉ!」
うしこ「私も一回帰ってきたら出たくないですよ。」
もぉ「もぉ!」
うしこ「あ、銭湯に行けばもしかしたら柚子が浮かんでるかもしれないですね。」
もぉ「それはいい考えもぉ!行くもぉ。」
うしこ「だけど、今日は私運転出来ません。」
もぉ「歩いて行くには湯冷めする距離もぉ。」
うしこ「お酒飲んじゃったので残念です。」
もぉ「残念すぎるもぉ!」
うしこ「ああ、こういう時、魅壷家の竜ちゃんがいてくれたら使いパシれるのに。」
もぉ「そんなことが言えるのはうしこさまだけもぉ。」
うしこ「まぁ、そもそもあの家の方々は全員柚子を買ってきそうで大変そうですけどね。」
もぉ「庭に柚子とか出来てそうだもぉ。」
うしこ「それもあり得ますね。でも問題は誰と一緒に入るかですよ。」
もぉ「もぉ?」
うしこ「一年に一度の柚子風呂ですからね。そりゃもう水面下の争奪戦が今頃行われていると思います。」
もぉ「水面下もぉ?」
うしこ「バレバレでしょうが、そこは主人公的に見てみないふりをするのが得策です。」
もぉ「時間ばかりすぎそうだもぉ。」
うしこ「夜が一番長い日ですからね。彼ら的には問題ないんじゃないですか?」
もぉ「先に入ることをオススメするもぉ。」
うしこ「そうですね。それがいいかもしれません。」
もぉ「柚子湯を独り占めだもぉ。」
うしこ「そして柚子味かどうかを確認されるのがオチですね。」
もぉ「柚子味?」
うしこ「魅壷邸のお風呂は広いので、結局全員で入ることになりそうですが、柚子もゴロゴロ、イケメンもゴロゴロ、かなり贅沢な入浴シーン。そしてのぼせること必須でしょうね。」
もぉ「簡単に想像がつくところが笑えるもぉ。」
うしこ「今夜は想像で楽しむことにして、後日柚子を買ってきますよ。」
もぉ「仕方ないもぉ。そうするもぉ。」