(優愛さま)感想ありがとうございます

いただいた感想

まだ途中までしか読めていませんが、いい意味で切なくて闇があるような作品だと感じました。質問ですが、登場人物の紹介欄では主人公は22歳だと記載がありましたが、小説を読んでいると少女と表現していました。22歳は一応大人で子どもではないのにどうなっているのか知りたいです。

お返事

優愛さん。いつもありがとうございます!
早速、読んでいただいてとても嬉しいです。
質問への返答ですが、はい。主人公は現時点では22歳の設定です。
序章は22歳の時空列ですが、序章末尾に記載の「少女」は第1章への導入に使用した「少女」になります。
第1章は過去の出来事の章のため「8歳」の設定ですので、全般的に「少女」が多用されています。第2章はまた22歳の現在の時空列に戻ります。
第3章は13歳の記憶の回想時には少女を使用しています。

また、全般的に処女であったころのヒロインを示す場合は「少女」と表現している場合もあります。

時系列詳細はコチラ
(※ネタバレ含みます

6章まであるため、先はまだ長いですが、引き続き楽しんでいただければと思います。

今回の作品

群青ニ歪ム偏愛ノ獣たち

シュゼンハイド王国は国土の三分の一を森で覆われ、そこに群青兎=ブルーラビットと名のつく兎の耳をした獣亜人が暮らしている。けれど、彼らが人間を番(つがい)に持つことはない。人間と獣亜人は交わっても子を成せないことから、いつしか互いに種族同士の亀裂を生み、各々に違う歴史を紡いでいた。

それでも出会ってしまった。人間の少女は凍えるほど冷たい冬の夜。暗い闇に逆さ三日月を浮かべた兎たちに見初められた。