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【新作】タブーレプリカ(R18)

2025-01-25

  • (たぶーれぷりか)
  • ステージ:執筆中
  • カテゴリー:長編小説(夢対応)
  • 連載開始:2025年未定
  • ジャンル:ダークファンタジー
  • 対象年齢:18歳以上
  • タグ:逆ハーレム/悪魔/魔女/宗教/騎士団/聖女/ハイファンタジー


魔女は
異形頭の六賢人と
瘴気渦巻く死の大地
「クレドコンパス」で
暮らしている

聖女アヴァルの
守護により
隔離された
壁の向こう側

かつて人々が
「楽園」とよんだ
その場所で

人食い悪魔「デファイ」に怯える人々は、聖女アヴァルを信仰することで心に平穏を保っていた。しかし、六年前。魔女が誕生したことにより世界は恐怖にさらされている。魔女は、デファイの王を生む器。魔女は、世界の中心に位置する「クレドコンパス」で、異形頭の六賢人と暮らしている。

世界観

クレドコンパス

かつて人々が暮らしていた「楽園」であり、世界の中心に位置する場所。地底から噴き出す瘴気により、人食い悪魔「デファイ」が生まれるが、希少価値の高い鉱物や植物が育ちやすく、生態系が明らかではない魔物や動物も数多く存在する。手付かずの古代遺跡を飲み込んだ魔窟や洞穴もある。

テンバスタード

その昔、聖女アヴァルが救ったとされる国々で、クレドコンパスを囲むように隣接する十国の総称。各国に聖女アヴァルを信仰する「テンバス協会」の拠点があり、テンバス騎士団を常駐させている。言語や貨幣通貨の概念が同じ。クレドコンパスを不可侵領域と定め、今のところ平和と均衡を保っている。

テンバス協会

聖女アヴァルを信仰する国境なき団体。医療、教育機関を担い、聖騎士団を派遣する。十国に暮らす少女は、十歳になるとテンバス協会の管理する修道院に入り、教養や作法などを学ぶ。十八歳で卒業し、テンバス協会の決めた相手と結婚するのが一般的な流れ。※イメージは「pixabay」様より

テンバス騎士団

テンバス協会が所有する騎士団で、悪魔退治に特化した集団。主に護衛として、巡礼や視察に同行したりする。騎士団の腕章には黄金のリンゴと白いりんごの花が描かれていて、黒いローブの下に黄金の甲冑が特徴的。十の国を自由に行き来できるうえに、騎士団専用の施設が使いたい放題。ただし、聖女に騎士を誓っているため生涯独身となる。
テンバス協会・騎士団 魔女の住む村

ヴィラジルエット

クレドコンパスに存在するとされる魔女の村。六年ほど前の魔女狩りで焼失したと言われるが、確認した形跡がないので、ただの噂とされている。クレドコンパスに流刑された罪人や捨てられたもの、迷い込んだものなどが運よく生き延びてたどり着く村とも噂されている。※イメージは「ゲームまてりあるず」様より

魔女の家

どことなく古い石造りの平屋。手作り感のある家で、不思議な匂いがする。暖炉の火は温かく、薬草がぶら下がり、本もたくさんあるが、キレイに整理整頓されていて落ち着いた雰囲気がある。庭で野菜を作り、近くの川から水を得ている。※イメージは「pixabay」様より
台所 寝室

主要用語

六年前、突然誕生した魔女の存在は、今も世界を不安にさせている。 なぜ、魔女が生まれたのか。それは誰も知らない。
デファイ 人間を主食にしている悪魔の総称。人食い悪魔。空を飛ぶものもあれば、地面に潜るもの、水辺に潜むものもいる。角や牙、全身を覆う毛を持つものもいれば、痩せて骨が浮き出たイキモノもいる。人語を話し、人の姿に近いほど残虐性が高く、不思議な力を扱うこともできる。
異形頭の六賢人 デファイを統治する六人。明かりを灯すランタン、麻袋、角砂糖入れ、一枚布、砂時計、サイコロ。それぞれの頭を持つ、人型のデファイ。百年ほど前から存在が確認されていて、全部で六体いる。彼らは「デファイの王」を迎えるため、クレドコンパスを支配下に置いた。
スヴァハの民 デファイと対抗できる力をもった唯一の民族だったが、その力を恐れた十国から迫害され、滅亡した。魔石の加工技術が高く、魔法とよべる力を使っていたとも言われている。関連書物や痕跡も破壊されたため、詳細は残っていない。
アヴァルネルトゥス 別名:金のりんご祭り。六年に一度、六月六日に行われる儀式。発祥は、スヴァハの民による、クレドコンパスと国境を隔てる結界を維持する儀式。聖女アヴァルが現れ、スヴァハの民が滅亡した今は形だけの伝統とされている。十国では祝日となり、盛大な祭事が開かれる。アップルパイを焼いて食べる習慣がある。
りんご 子どもの手のひらに乗るほどの小さな果物。甘くて美味しい黄色の果実。クレドコンパスに成る唯一の果物
ホウホ 飛べないのに羽を持った丸いイキモノ。一つ目で、色は茶色で、黒いくちばしがある。二足歩行で走り、木を登り、水の上を泳ぐ。エサはりんご。生で食べると胃もたれを起こすので、必ず火を通さなければなはないが、ポピュラーな肉として食される。
プラントシード 十六歳になった年に参加する。処女である潔白の証として、裸体を布一枚でまとい、ランタンに灯をともす儀式が行われる。砂糖菓子を食べ、麻袋から取り出した種を鉢に植えるのが習わし。花が咲く季節までに婚約者を得ることが出来れば、永遠の祝福が約束されるといわれている。
六十六の戒律 クレドコンパスの掟。生まれながらに刻まれるデファイの魂といわれているが、実際のところはよくわからない。六十六の戒律はそのほとんどが六賢人と魔女にまつわるものであり、いつか誕生するとされる世界の支配者「デファイの王」について述べられている。

登場人物

悪王を生む器である限り
彼らは大切にしてくれる

あまりよく覚えていない
思い出せない記憶の断片
それでも触れる温かさは
今のわたしを作るすべて

主要人物

※Picrewの禄の男子メーカー/もっとももいろね式美少女メーカーで作成しています

オフィリア

(主人公 魔女)

名前変換可能。二十四歳。クレドコンパスに住む魔女。ヴィラジルエットの村で、六賢人と一緒に暮らしている。記憶力が壊滅的で、世間知らずな発言をよく口にする。修道院育ちのため変なところで貞操観念が強く、夢見がちなところもあるとか。

ランタン

(異形頭の六賢人)

ゆるく伸びた黒髪に青い瞳を持ち、丁寧な敬語で喋る。本来の姿は黒い炎が灯るランタンで、影を操る。興奮すると炎の色が青くなるらしいが、誰も見たことがない。人間との交渉役でよく出没するが、独自の規律で物事を量る癖がある。大漢食。眼鏡は雰囲気。

サック

(異形頭の六賢人)

前髪に隠れて目が見えない。頬に縫ったような傷跡があり、大きな口とギザ歯が特徴的。本来の姿は何かが入ったズタ袋の頭で、麻布のような生地をしている。ナイフで切り裂かれたような口を持つ。意外と常識的なところもあるが、大体なんでも大丈夫というだけ。

シュガーポット

(異形頭の六賢人)

通称:シュガー。見た目と声が穏やかなため本質は見えにくく、残忍な性格をしていることを悟られない得な容姿をしている。よく角砂糖をかじっていて「女の子は砂糖菓子」が口癖。本来の姿は角砂糖入れ。

リンネル

(異形頭の六賢人)

無造作に伸ばした金髪と細く吊り上がった目。色白で着やせする。体温は高めで、手が大きい。いつもどこか眠そう。無害に見えて、実は一番有害だったりする。本来の姿は大きな一枚布で、太陽の匂いがしたり、雑巾の匂いがしたりと、包まれる人によって匂いが変わるとか、変わらないとか。

サブリエ

(異形頭の六賢人)

適当に結んだ黒髪。灰黒の瞳。浅黒い肌、快活な雰囲気。でも目は死んでる。遅刻魔なので約束の時間と言う概念がなく、待ち合わせや集合という認識の共有はできない。本来の姿は砂時計。六分、六時間を主に好むが、砂が落ちる開始時間はサブリエが決める。

ダイス

(異形頭の六賢人)

切り揃えた白銀の髪、赤い瞳をもつ好青年。本来の姿はサイコロ。落ち着いたオトナだが、性格は六賢人の中で一番悪い。賭け事の対価をその人が一番嫌がるものにする。怖がる顔や困った顔を見るのは好きだが、うるさい音や悲鳴、泣き声などが苦手で静寂な空間を好む。

その他の登場人物

ジーアグロ― 偉大な魔法使い。クレドコンパスで暮らしていた最後の人間、スヴァハの民。百年ほど前、異形頭の六賢人を発見し、最初の交渉に成功した人物。手記には六賢人について残されているという。
聖女アヴァル 不浄の土地より人々を救い出した若い娘で、世界のかたちを作ったとされている。信仰の対象。裸体に布を一枚まとった姿で描かれることが多い。