巡る秋の乙女心
引き寄せられた後頭部に、いつもと違う鼓動の音が聞こえてくる。 全然知らない男の顔をした見慣 ...
秋風の共有
ゆらりゆらりとカーテンが手招きする先で、振り向いたキミの瞳が、鋭い視線でこちらを射貫いてく ...
晩秋の望郷
風がホホをなぞる。 世界はこんなにも美しいと、眼下に広がる光景をみて、記憶の片隅に眠ってい ...
十六夜の帝王
暗い闇の中で神々しく煌く月を携えながら、彼はひとりそっと口を歪める。 闇に溶け込んだ黒い顔 ...
親愛のセレナーデ
モノトーンの鍵盤を叩いていると、いつも浮かぶ情景がそこにある。 「あなたが弾くとまるで物語 ...
海の青さに
永遠に混ざり合うことのない世界を見つめながら男はそっとつぶやく。 「まるでキミと僕のようだ ...
ハロウィンの終わりに
月が彼方に沈む頃、一年に一度だけ許された悪魔の宴が終焉する。 「今年もとても楽しかったよ。 ...
彼岸花の横顔
支えようと伸ばした手を思わず握りしめる。 「待っててね。もう少し、だから。」 今にも崩れ落 ...
「オルギスの盾と片恋の王」大盛況につき、ひと休み。
もぉ「そういえば、オルギスの盾と片恋の王の執筆お疲れ様もぉ。」 うしこ「え?」 もぉ「書き ...
ツイッターにハマッています。
もぉ「最近うしこ様、Twitterにハマりすぎだもぉ。」 うしこ「・・・ぅ。やっぱりそう思 ...