不慣れな旋律
パタンと、男は読んでいた本を閉じて、形のいい唇をそっと押し上げた。 「よく頑張りましたね。 ...
羊雲の行方
広がった雲に遅れて、一人ぼっちの羊が空をかけていく。 「早くおいで。」 必死に手を伸ばして ...
イルミネーション・ラブ
手をこすり合わせて組み合わせる頃、視界にうつるブーツの先端。 「遅くなってごめん。」 吐く ...
霞みゆく記憶の中に
男は一人、白煙を見つめていた。 「こうしている間にも貴方は忘れてしまうのでしょう。私と過ご ...
涙雨の温もり
しとしとと小雨が降り続いている。緑の森も濃厚な息を吐き出すように白濁の色に染まっていた。 ...
忘城の執事
ふと窓の外を見上げる。 空はどんよりと曇り、いつしか雨が降り始めていた。 「・・・あぁ。」 ...
ツイッター始めました。
うしこ「うーん。」 もぉ「どうしたもぉ?」 うしこ「んー。」 もぉ「難しい顔をして、どこか ...
リニューアルOPENでお手伝い
もぉ「うしこ様、最近こないと思ったらこんなことしてたもぉ?」 うしこ「あ、もぉ!ちょうどよ ...
愛欲の施設:ED
『いつか眠りにつく日まで』 作詞:皐月うしこ いつか眠りにつくその日まで あなた色に染め上 ...
愛欲の施設:OP
断ち切られた鎖 失われた記憶 何度繰り返しても きっと君を見つけるから 戸惑いの日々 出口 ...